【野島崎・伝説の岩屋】
治承4年(1180年)の昔、
伊豆の石橋山の戦いに敗れた源頼朝は
安房に逃れてくると、
味方を増やそうと精力的に動き、
白浜の野島にも立ち寄りました。
野島では、祀られている弁天堂にあるかたわらの岩に、
「野島山」の三文字を刻み、
武運再興の願掛けをしたとのことです。
その時、突然の時雨に合い、
近くの岩屋に身を寄せ雨を凌いだというのです。
その岩屋は、「源頼朝の隠れ岩屋」と称して、
今も残っています。
そしていつの頃からか、
その岩屋には、深海に棲むという、
創造の大蛸(おおだこ)が
海神として祀られたのでした。
その大蛸の海神は、海面を鎮め、
豊漁を授け、そして人々に
幸をもたらす事であろうというのです。
海神となっている大蛸の前には、
大鮑(おおあわび)やサザエの殻が供えられて、
そこに願いを掛けた賽銭を投げ、
見事に中央の大アワビ貝の中にお賽銭が入れば、
開運間違いなしであろうとのことです。
その理由は、貝運は開運に繋がるからという事からです。
ちなみに、大アワビ貝は結構小さめで中に入れるには
それなりの運と技術が必要・・・らしいです。
が、「大アワビ貝」がどこにあるのか
見つける事が出来ませんでした。
【所在地】
〒295-0102 千葉県県南房総市白浜町白浜627−10
【交通アクセス】(野島崎公園・野島埼灯台)
(電車・バス)
JR内房線「館山駅」より、
白浜行きバス「野島埼灯台前」下車3分程度。
(車)
富津館山自動車道路終点「富浦」ICより約18km、
車で約30分
【駐車場】
無料駐車場
〒295-0102 千葉県南房総市白浜町白浜
国道 410 号線
源頼朝公上陸地の碑と矢尻の井戸と洲崎神社~館山市洲崎、「義経記」に書かれています。
源頼朝上陸地の碑と神明神社~ 安房郡鋸南町竜島、吾妻鏡に記載されています。
安房勝山城~里見水軍の本拠地の海城、安房に逃れた源頼朝を迎え入れた安西氏の出城との伝承有り。
一戦場古戦場 ~安房に逃れた源頼朝が奇襲にあい、合流した三浦義澄が討ち取った古戦場
仁右衛門島~源頼朝が身を隠し潜んだ場所で、頼朝一行を洲崎から案内したとも伝わる平野仁右衛門氏の島です。
名熊の二本杉~源頼朝が地にさした箸が立派に成長して日本の杉になりました。
硯山長福寺~開山1200年の歴史を持つ古刹で源頼朝伝説と伊八彫刻のお寺で有名です。
白浜城 (安房国)~安房里見氏の始まりの城、里見義実が拠点としました。
大福寺(崖観音)~千葉県最古の摩崖仏、漁師の安全と豊漁を祈願して奈良時代に彫刻と伝わります。
この記事へのコメントはありません。