鎌倉殿の13人

牧宗親~北条時政の継室である牧の方の兄(もしくは父)、源頼朝と北条時政に仕えており板挟みでツライよ?

相模湾 遠くに材木座



スポンサーリンク



牧宗親

牧 宗親(まき むねちか、生没年未詳)は、
平安時代末期の
駿河国大岡牧(沼津市)の豪族です。
大舎人允。
北条時政の継室である牧の方の父
もしくは兄となります。
通称は三郎です。
子に大岡時親がいます。

【牧宗親とは?】
平家一門である平頼盛に長年仕えていました。
平頼盛の所領で北条氏の本拠に近い
駿河国大岡牧を領有していました。
「尊卑分脈」に記載されている、
藤原宗兼の子で
平頼盛母である藤原宗子(池禅尼)の兄弟に
宗親なる人物があり、
池禅尼と牧宗親が兄弟である
可能性があるとの事です。

源頼朝北条時政に仕える】
「愚管抄」によりますと、
牧の方の父として、かつて平頼盛に仕え
駿河国大岡牧(沼津市)を知行していたとのことです。
「武者ニモアラズ、カヽル物ノ中ニカヽル果報ノ出クル」
と評されており、
現代語では、牧氏は「武者にもあらず」とのことです。
なお「吾妻鏡」では、牧宗親は
六位の武者所であったとされています。
平頼盛の叔父とする説があります。
「武者所」という通称で
源頼朝に仕えるほか、
北条時政の家人としての
活動もしばしばみられていました。

一例を挙げますと、
1185年には、
壇ノ浦の戦いでの捕虜となった
平宗盛を連れた、
源義経鎌倉へ戻るところ、
北条時政が酒匂宿(小田原)にて
出迎えていますが、
この時、北条時政の主従として
「武者所宗親」が随従したとあります。

また源頼朝が南御堂供養に
出向いた際の従者のなかに、
牧武者所宗親の名があるとのことです。

【髻を切られる恥辱】
北条政子の命で
源頼朝の愛妾である亀の前が匿われていた
伏見広綱邸を破壊したことから
源頼朝の怒りを買い
髻を切られる恥辱を受けました。
この事件で源頼朝の岳父であり、
牧宗親の婿でもある北条時政が
源頼朝への抗議として
一族を率いて伊豆国へ
引き上げる騒動になっています。
またこの事件で伏見広綱は遠江に
流罪になっています。

なお、子の大岡時親は牧氏事件で出家しています。




スポンサーリンク



【牧宗親の屋敷】
牧宗親の鎌倉での屋敷は「浜の家」と称され、
1192年に火災で焼失してしまったそうです。
「浜の家」がどのあたりにあったのかは不明ですが、
名前からして海の近くでしょうか?
何だか海水浴場にある「海の家」みたいなネーミングですね。
訪問したら焼きサザエとか出てきそうな・・・。

【史料に残る牧宗親の最後の記述】
1195年に源頼朝が
東大寺の供養のため赴いた随行の兵士に、
牧武者所の名があり、
これが史料としての最後の記述となるとのことです。

2022年NHK大河ドラマ
鎌倉殿の13人」では
山崎 一(やまざき はじめ)さんが演じられます。

源頼朝の生涯~武家政治の創始者~武家源氏の主流の御曹司でイケメンだったそうです。

北条時政~先見性を持ち才腕を振るって幕府の実権を掌握するが暴走して寂しく去る。

牧の方~北条時政を操り?陰謀を巡らせジャマな将軍や御家人たちを消したヤバすぎる人

北条政子~いちずに恋した乙女は幾多の悲しみと困難を乗り越え尼将軍となった。

亀の前~頼朝が流人時代から寵愛していた女性~そして政子の諸事情について

伏見広綱~源頼朝の有能な右筆、のハズが頼朝の兄嫁への恋文の使いと亀の前を匿って遠江に流罪となりました。

関連記事

  1. 北条氏常盤亭跡 北条氏常盤亭跡と北条政村について~鎌倉幕府第7代執権、連署も務め…
  2. 石橋山合戦 古戦場 石橋山の戦い~源頼朝旗揚げの地!300VS敵3000!大敗するも…
  3. 寿福寺 北条政子 北条政子~いちずに恋した乙女は幾多の悲しみと困難を乗り越え尼将軍…
  4. 大江広元の墓(西御門) 大江広元~四男の毛利季光は毛利氏の祖となりやがて戦国大名の毛利氏…
  5. 伊豆山神社 本殿 伊豆山神社~頼朝が伊東祐親より逃げ込み、政子との逢瀬を重ねた伊豆…
  6. 大阪方面 河内源氏の栄枯盛衰~形成から興隆、衰退、初の武家政権となった鎌倉…
  7. 熊野川 源行家~平治の乱から熊野に隠れて20年、交渉力はあるが戦下手で、…
  8. 延暦寺 境内 階段 藤原兼子~後鳥羽天皇の乳母で院政で権勢をふるい朝幕関係に手腕を発…



スポンサーリンク




コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事

  1. 土岐頼武・土岐頼純VS土岐頼芸~美濃守護土岐氏~度重なる家督争いで衰退し、斎藤道三に乗っ取られる! 土岐頼武・頼純VS頼芸

ピックアップ記事

  1. 小金城址 土塁跡
  2. 国府台城跡 里見広次亡霊の碑
  3. 梶原山公園 梶原景時終焉の地
  4. しとどの窟(土肥椙山観音像群)
  5. 鹿野岡城 鴨川富士
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
PAGE TOP