史跡・城跡

興禅寺にある木曽義仲公之墓、木曾義康・木曽義昌父子、山村氏歴代の墓地もあります。

興禅寺・木曽義仲公之墓



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【興禅寺・木曽義仲公之墓】

木曽義仲の根拠地・旗揚げの地徳音寺・義仲館から
車で10分少々のところにあります。
興禅寺の管轄ですが墓地はお寺の裏手にある
丘の斜面のところにあります。
JR中央線木曽福島駅からですと、
木曽川を渡って進むと、
萬松山興禅寺があります。
木曽家と木曽代官山村家代々の菩提寺で、
境内の裏門を出ると墓所があります。

<木曽義仲公之墓(中央)>
<木曾信道公(右)・木曾義康公(左)の墓>
木曽義仲公之墓(中央)

<興禅寺墓地・説明>
興禅寺墓地・説明

【所在地】
〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島5462

【駐車場】
興禅寺駐車場があるようですが、
よくわからなかったため、
向かいの「御料館 (旧帝室林野局木曽支局庁舎)」
の駐車場に駐車しました。




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【御料館】
昭和2年に建築された
旧帝室林野局木曽支局の庁舎で、
木曽谷エリアでは最大の洋風建築物です。
平成22年に木曽町が有償取得して
保存・復元工事を実施し、
平成26年から一般公開を開始しました。
三方にアーチを持つ玄関の車寄せや、
屋根中央の八角の塔屋、
内装ではアールデコ様式の意匠が特徴的で、
現在は木曽町の有形文化財に指定されています。
館内では貴重な林業資料や標本を展示しているほか、
子どもが木に親しめるよう配慮した木育ルーム、
会議などで使用できる多目的スペースがあります。
(引用元:木曽町公式サイトより)

<開館期間>
月曜日以外は開館です。  
年末年始及び毎週月曜日は休館日となります。
月曜日が祝日の場合は火曜日が休館日です。

<利用時間>
4月~11月は午前9時~午後5時  
12月~3月は午前10時~午後4時

<利用料>
(見学のみ)無料 
(暖房代)1時間1台200円 
※部屋の利用後にお支払いください。

【興禅寺】

興禅寺(こうぜんじ)は
長野県木曽郡木曽町にある臨済宗妙心寺派の寺院。
山号は萬松山。町内の長福寺、
大桑村の定勝寺とともに
木曽三大寺のひとつとなっています。
本尊は釈迦如来像です。

【寺の歴史】
永享6年(1434年)、
木曽家12代である信道が
木曽義仲の追善供養のため、
荒廃していた旧寺を
鎌倉建長寺5世の円覚大華を迎えて
永享6年(1434年)に
再建したものといわれています。

天正18年(1590年)の
細川幽斎の「東国陣道記」にも
描かれています。
江戸時代は木曾代官山村氏の庇護を受けていました。
寛永、明治、昭和に3度の大火に遭い、
往時の面影はほとんど残ってはいないとのことです。

【伽藍・境内】
看雲庭
本堂
観音堂
庫裏
万松庭

看雲庭は2019年に
国の登録記念物に指定されています。
作庭家重森三玲氏により
1963年に造られた枯山水庭園です。

有名なしだれ桜は
木曽義仲公お手植えの二代目と伝えられており、
夜にはライトアップされるとのことです。

<拝観時間>
午前8時30分~午後4時30分

<休業>
宝物殿は11月下旬~3月下旬休業。

<拝観料>
大人:500円 
小人:300円 
3館共通券:900円
(興禅寺・山村代官屋敷・関所資料館)

【駐車場】
普通車15台
大型車2台

【興禅寺・所在地】
〒397-0001 長野県木曽郡木曽町福島門前5659番地

【交通アクセス】
JR中央本線「木曽福島」駅から車5分程度。

木曾義昌(木曽義昌)~妻は信玄の娘、武田勝頼を裏切った代償、やがて木曽から下総国阿知戸へ行きます。

木曽義仲公館跡(旗挙八幡宮)~治承4年(1180年)千余騎を従え平家打倒の旗挙をした地です。

徳音寺にある木曽(源)義仲公之墓と小枝御前・巴御前・樋口兼光・今井兼平の墓、義仲館と巴淵

木曾義仲(源義仲)河内源氏の一族で源頼朝とは従兄弟、美男子で信義と情を備えていたが武骨で公家文化には疎かった

須原城~木曽氏が築城し須原宿として栄え馬籠宿から洗馬宿までの街道を整備しました。

木曽小丸山城~応永年間(1394年~1428年)に築かれた山城です。

上之段城~小丸山城に代わる居城として木曽義在によって築城されました。

木曽福島城~天文年間に木曽義康が築城、後に小笠原氏に攻め込まれました。

木曽福島関所~中山道にあった関所で東海道の今切関所や箱根関所と同等の扱いでした。

妻籠宿~中山道・木曽路

馬籠宿~中山道・木曽路

奈良井宿~中山道34番目の宿場で最も標高が高く日本最長の宿場町。C12静態保存(デフ付)あり。

三留野 SL公園~かつての三留野宿にD51351が腕木式信号機と共に静態保存されています。

赤沢自然休養林(日本三大美林)の森林鉄道に乗車しました。森林浴発祥の地です。

臨川寺~天下の奇勝「寝覚めの床」があり、浦島太郎が住み着いた地との伝説があります。

東漸寺(旭市)と木曽義昌公 水葬跡石塔~木曽義昌公と正室の真理姫の供養塔及び水葬跡石塔を訪ねました。

細川藤孝(細川幽斎)~武道・文芸・芸術・コミュ能力と多才多芸な武将~巧みに世を渡り、運も引き寄せる

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