史跡・城跡

一條神社~土佐一条氏の中村御所跡~四万十に残る室町時代の京文化を今に伝える神社

一條神社(中村御所跡)




【一條神社】

一條神社(いちじょうじんじゃ)は、
高知県四万十市中村本町にある神社です。
旧社格は県社。
神紋は「下り藤」。

【立地場所】
旧中村市中心部である
小森山の山上の一条氏御所跡に鎮座しています。
土佐一条氏の祖先神と一族を祀る神社です。

【所在地】
〒787-0001 高知県四万十市中村本町1丁目3

<場所>
青印が中村御所跡(藤見の御殿跡)です。
神社はそこから階段を上ります。

【ご祭神】
若藤男命
若藤女命
一条教房と土佐一条氏歴代当主及び連枝の霊

【神社の歴史】
文久2年(1862年)、
中村御所跡の一部の小森山山頂にあった
一條家御廟所跡に、
土佐一條氏の遺徳を偲ぶ有志、
土佐藩の幡多郡奉行らにより
幡多郡総鎮守として社殿が造営され、
一條神社として改めて建立されました。

土佐一條氏は応仁の乱を避け下向した
前関白一條(一条)教房に始まり、
以後4代、中村の文化、経済の発展に力をそそぎました。
この神社には一條教房の父である一條兼良を始め、
土佐一條氏歴代の霊が祀られています。

現在、市民からは「いちじょこさん」と親しまれ、
毎年11月23日から25日に行われる「一條大祭」は、
京都の下鴨神社からいただいた
ご神火による提灯行列など
三日間さまざまな行事がおこなわれております。
この「一條大祭」は土佐の三大祭りの一つです。
なお現在の社殿は、
昭和19年(1944年)に建立されたものです。

【女郎ぐも相撲大会】
女郎ぐも相撲大会は、
今から約500年前応仁の乱を避けた
一條教房公と共に中村の地に下ってきた女性たちが、
華やかだった京都の暮らしを懐かしみ、
中村でも宮中のいろいろな遊びを楽しんだそうです。
その中の一つに
女郎ぐも相撲があったといわれています。
現在は、毎年8月の第一土曜日に
市内中心部の高台にある一條神社境内において、
子供達の夏の思い出として開催されています。
全国ではここ四万十市中村と、
鹿児島県加治木町のみに残る伝統行事とのことです。

<社殿>
一條神社 社殿





【中村御所跡】
 市街地の中央にポンと盛り上がった小森山があります。
この丘にはもともと愛宕神社ありましたが、
一條教房が中村下向のとき他へ移しここに御所を構えました。
天正年間に一條氏は中村を追われましたが、
慶長12年(1607年)、
遺臣により一條氏数代の霊をまつる祠が建てられました。
境内には藤見の御殿跡や化粧の井戸など
一條氏ゆかりの旧跡が残っています。

<中村御所跡・推定復元図>
中村御所跡 推定復元図

<化粧の井戸>
神社への階段を上がる途中にあります。
化粧の井戸 門

中村御所跡 化粧の井戸

<境内からの眺め>
中村城の模擬天守が見えます。
一條神社からの眺め

<一条神社への階段と藤見の御殿跡>
一條神社への階段と藤見の御殿跡

<中村御所跡の石碑>
中村御所跡 石碑

【電話番号】
0880-35-24360880-35-2436

【交通アクセス】
鉄道:土佐くろしお鉄道中村線 中村駅(車で約5分)

※駐車場はありません。
但し、近くにスーパーマーケット(マルナカ中村一条店)があり、
そこには駐車場があります。

宿泊先のホテルに車を停めて
徒歩で神社に向かいました。

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