【花輪城】
花輪城は、
下総国葛飾郡(現在の千葉県流山市)に存在した城です。
花輪城は高城氏の家臣である平本主膳正定虎によって
築かれた城として知られています。
また、平本氏に従ったという
渋谷氏と高橋氏が
永禄7年(1564年)の第二次国府台合戦に
参戦していたということです。
16世紀末に高城氏が滅亡した時、
花輪城も同じ運命を辿り廃城となったとされています。
現在は「花輪城址公園」として整備されており、
遺構としては土橋のかかる空堀や
土塁の痕跡が残されています。
また江戸時代中期に建てられた
琵琶首観音堂の礎石や基壇が残っています。
現在、琵琶首観音像は
流山市内の西栄寺に安置されています。
【地理地形】
江戸川に沿って突出する標高16~20mの
舌状台地の先端部分にあります。
東側には川が流れており、
天然の堀としていたようです。
◆土塁跡の土盛り
発掘調査により、
台地を東西に区切る深さ3mの
空堀と土橋が発見されました。
二つ以上の郭が連続する
城郭形態の一部が明らかになりました。
【所在地】
所在地: 〒270-0174 千葉県流山市大字下花輪1355(平地部分)
所在地: 〒270-0175 千葉県流山市三輪野山5丁目911(丘の上)
【交通アクセス】
【電車】
流鉄流山線・流山駅から徒歩25分
流鉄流山線・流山駅から
東武バスセントラルに乗り
「花輪城跡公園」バス停下車すぐ
【車】
常磐自動車道・流山ICから5分
※駐車場はありません。
公園脇は駐車禁止ではないようですが、
住宅地となっています。
また、西側の道路(県道5号線・流山海道)
に面している個所に、
1台分の駐車スペースがあります。
<場所>
青印は停車させていただいた地点です。
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