城跡

滝野川城~豊島氏一族の滝野川氏が築城するも太田道灌によって滅ぼされました。源頼朝の布陣地としても有名です。

滝野川城 松橋



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【滝野川城】

滝野川城は武蔵の豪族、
豊島氏の一族である滝野川氏の居城でした。
けれども築城して間もなく、
文明9年(1477年)に太田道灌に攻められ、
石神井城とともに落城し、
豊島氏は滅亡し廃城になったと考えられています。

なおこの時の石神井城の城主は
豊島勘解由左衛門尉
(としまかげゆさえもんのじょう
豊島泰経・としまやすつね)でした。

現在城址には金剛寺が建てられており、
遺構は残ってはいません。
ちなみに築城よりはるか以前となる
治承4年(1180年)に
源頼朝が布陣した「松橋」が
この地だとされており、
金剛寺にその旨の案内板があります。
当地が戦略的に
重要な場所であったことがうかがえます。

【縄張形態】
平山城

【築城主】
滝野川氏

【築城年】
文明年間(1469年~1487年)

【廃城年】
文明9年(1477年)

【主な城主】
滝野川氏

【遺構】
空堀

源頼朝の布陣地・松橋】
治承4年(1180年)年8月、
鎌倉幕府初代将軍の源頼朝は
配流先の伊豆で挙兵し、
石橋山の合戦で破れて安房に逃れましたが、
上総・下総を経て隅田川を渡り、
滝野川・板橋から
府中六所明神に向い、
ここから鎌倉に入って政権を樹立します。
この途次の10月、源頼朝は軍勢を率いて
滝野川の松橋に陣をとったといわれます。
松橋とは、当時の金剛地の寺城を
中心とする地名で、
ここから見る石神井川の流域は、
両岸に岩が切り立って松や楓があり、
深山幽谷の趣をもっていました。
崖下の洞窟には、
弘法大師の作と伝えられる
石の弁財天がまつられていましたが、
源頼朝は、弁財天に祈願して
金剛地の寺城に弁財堂を建立し、
所領の田地を寄進したと伝えられています。
なお金剛寺は別名は紅葉寺とも称されていますが、
これは、この地域が弁天の滝や
紅葉の名所として
知られていたことに由来するから、とのことです。
(「滝野川城跡案内板」より)

松橋(源頼朝布陣地)

【豊島氏の城】
中世に石神井川流域を拠点とした
豊島氏(豊嶋氏)の本城は、
石神井城(現・石神井公園の三宝寺池の畔)でした。
そして石神井川沿いに支城がいくつか築城されました。
練馬城(旧としまえん)
板橋城(現・板橋区東山町、上板橋小学校周辺)、
滝野川城(現・金剛寺周辺)、
平塚城(現・北区上中里、平塚神社周辺)となります。

【交通アクセス】
(電車)
◆JR京浜東北線「王子」駅から
徒歩約11分程度。

◆JR京浜東北線「王子」駅からタクシーで8分程度。

(車)
首都高速中央環状線「新板橋IC」から6分程度。

【駐車場・買い物】
サミットストア滝野川紅葉橋店

【所在地】
〒114-0023 東京都北区滝野川3丁目88−17
(金剛寺)

清光寺~豊島清元(豊島清光)開基で居館が近くにあり豊島氏発祥の地に建つ寺院です。

石神井城跡~豊島氏の後期の本拠地であり、太田道灌によって落城となりました。

扇谷上杉管領屋敷跡~扇谷上杉氏の遠祖は足利尊氏の叔父。鎌倉公方を補佐する関東管領家として鎌倉に居住。

太田道灌~扇谷上杉氏の家宰で多彩で非凡な才能故に主君に疎まれ暗殺された悲劇の武将。

源頼朝の生涯~武家政治の創始者~武家源氏の主流の御曹司でイケメンだったそうです。

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