【常陸・富岡城】
詳細は不明です。
「図説 茨城の城郭」によりますと、
「岩瀬町史」が坂戸城主小宅氏の
家臣である稲川土佐を
城主としていた模様とのことです。
富岡城は「桜川筑西」ICの
北東にある標高57.9mの
丘陵に築かれています。
【形態】
平山城
【比高】
58m/10m
【別名】
なし
【遺構】
土塁、郭、堀
【城主】
稲川土佐
【地理地形】
三角点のある山頂部が主郭で
これを取り巻くように
横堀が巡っているとのことです。
曲輪の切岸は比較的緩やかです。
西には八坂神社が祀られています。
かつて周囲は沼沢地であったと見られ、
島のような地形であったと推測できます。
東側下にある溜池は、
かつての沼地の名残であるかもしれません。
【城の縄張りなど】
台地東端の1郭が主郭とみられています。
50m×40mほどの方形に近い郭。
その周囲には幅10m近い
大きな横堀があります。
深さは3m程度となっています。
明確な遺構が残っているのは
1郭周辺だけですが、西側に進んでいくと、
城塁らしきものがみられるとのことです。
このように1郭の周囲と
南下の腰曲輪以外は
明確さに欠ける城郭で
城の存在した時代が
古いとみられています。
元々は南北朝期の城であった
可能性も示唆されています。
【所在地】
〒309-1203 茨城県桜川市富岡1
坂戸城(常陸国)~宇都宮氏家臣の小宅氏の居城、この城を巡り宇都宮氏と小田氏で激戦が繰り広げられました。
大国玉神社 (桜川市)~平将門の妻「君の御前」の父である平真樹の館がありました。
后神社(桜川市)~平将門の妻で平真樹の娘とされる「君の御前」を祀っています。
御門御墓(平将門居館?)~平将門の供養塔とされる五輪塔があり付近には妻を祀る后神社があります。
岩瀬城~茨城県桜川市にある城で詳細や歴史は不明、益子氏或いは笠間氏の支城の可能性あり。
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