鎌倉殿の13人

音無神社~源頼朝が八重姫との逢瀬を重ねた伝承の地~ひぐらしの森で待ちわびて音無の森で密会♪

音無神社 頼朝と八重姫




音無神社

音無神社は、伊東市街の中央を流れる
音無川(松川)の東岸に鎮座する古社です。
創建は不詳です。
音無の森と呼ばれる鎮守の森に囲まれた神社です。
本殿には、
安産と縁結びの神様
「豊玉姫命(とよたまひめのみこと)」
がお祀りされています
豊玉姫命は、「安産の神」とされ、
地元では古くから、
出産前に底の抜けた柄杓を
神社に納めて安産を祈願する、とのことです。

音無神社

<天下の奇祭「尻つみ祭り」>
毎年11月10日に
「天下の奇祭」といわれる「尻つみ祭り」が斎行されます。
その内容は、暗闇の中でお神酒を酌み廻し、
廻す際に其の合図として、おしりを摘む、というものです。

<樹齢千年のタブノキ>
タブの木は海に近い暖地性の常緑高木で、
クスノキ科に属し本州中部以南に広く分布しています。

音無神社 タブノキ

5月初旬頃に新芽が赤く出るものがあり、
花は5~6月に咲きます。
花柄は赤くよく目立ちます。
実は黒紫色で7、8月に熟し、
樹皮は線香などに使われます。
音無神社のタブノキは2本あります。
一つは目通り4.1メートル、高さ12メートル。
もう1本は目通り3.5メートル、高さ14メートルとなっています。
熱帯でもない場所でこれだけ
大きく育つのは珍しいこと、とのことです。

伊東には他にも大木がありますので、
大地のパワーが強い、のかもしれませんね。

<タブノキと御神木(後ろ)>
音無神社 タブノキと御神木

音無神社のタブノキは伊東市指定の天然記念物です。

市指定年月日:1968年6月7日

源頼朝八重姫の逢瀬の場所】
「曽我物語」によりますと、
若き源頼朝八重姫の逢瀬の地であったそうです。
音無の森が逢瀬の場で、
松川を挟んだ対岸の「ひぐらしの森」は、
源頼朝が八重姫に会うため
日暮れを待った所とも言われています。
(なんか脳内でサザンオールスターズの
「LOVE AFFAIR~秘密のデート~」の
メロディがかかってきました♪)





「曽我物語」では
平治の乱後、14歳で伊豆国の蛭ヶ小島に流された
源頼朝は、一時、伊東の小御所で
暮らしていたそうです。
また実際にもそうした説があります。
伊東祐親が大番役で上洛している間に
若き源頼朝は八重姫と逢瀬を重ね、
千鶴丸という男の子をもうけます。

<現在の松川(音無川)>
松川(音無川)(伊東市)

京から帰ってそのことを知った八重姫の父である
伊東祐親は平家の叱責を恐れ(異説あります)、
孫である千鶴丸を松川の轟ヶ淵で
柴漬にして殺害し(生存説もあります)、
(柴で包んで縛り上げ、重りをつけて水底に沈める処刑法)
娘の八重姫を江間小四郎に嫁がせます。
伊東祐親は頼朝追討の兵を向けますが、
源頼朝は熱海の走り湯権現
(現在の伊豆山神社)に身を隠したとのことです。

<伊豆山神社の参道>
伊豆山神社の参道・階段

音無神社近くの最誓寺(伊東市)は、
江間小四郎と八重姫開基と伝わる寺で、
千鶴丸を祀った寺といわれています。
そのお寺には伊東家のお墓があります。

最誓寺(伊東市)は、

【で・・・江間小四郎】
ウィキペディアは別人としていますが、
「ただの」江間小四郎ならば、
お寺を開基させるほどの力があるのでしょうか?
この「江間小四郎」はやはり、
伊東祐親の外孫でもある
あの御仁なのではないのでしょうか?
そして八重姫を「嫁がせた」のではなく、
当初は身柄を預けた、のではないでしょうか?
で・・・・その後は・・・?
2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」では
八重姫は義時の「初恋の人」との設定なので
2人の関係がどんな風に描かれるか楽しみです。

【交通アクセス】
JR「伊東」駅から徒歩約10~15分。
路地を入ったところにあります

【所在地】
〒414-0032 静岡県伊東市音無町1−13

【駐車場】
専用の駐車場はありません。
伊東市内のコインパーキングに駐車して
市内をいろいろと巡るといいと思います。

源頼朝の生涯~武家政治の創始者~武家源氏の主流の御曹司でイケメンだったそうです。

伊東佑親~源頼朝の配流地の監視役で八重姫の父であり、北条義時・曽我兄弟・三浦義村の祖父。

日暮八幡神社~源頼朝が八重姫に会うために待ったひぐらしの森~日暮遺跡(弥生時代)の場所でもあります。

真珠院・八重姫御堂~八重姫とは?父親たちの選択によって明暗を分けた娘たち。

最誓寺(伊東市)~伊東家のお墓及び千鶴丸の菩提寺として~伊東七福神巡りは寿老人です。

女塚史跡公園~八重姫の5人の侍女たちの終焉の場所と伝わる処です

稚児ケ淵~頼朝と八重姫の子・千鶴丸が沈められたと伝わる場所~松川の上流です。

頼朝一杯水~頼朝が伊豆山への逃避中に休息し水を飲んだ場所

蛭ヶ小島~源頼朝が20年間過ごし北条政子と夫婦となった配流地~

伊豆山神社~頼朝が伊東祐親より逃げ込み、政子との逢瀬を重ねた伊豆の地名の発祥の地

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