城跡

三河・小川城~それぞれの生誕地の一つで小川的場丘城は本多正信、小川志茂城は石川数正となります。

小川城(小川的場丘城・ 小川志茂城) 安城市



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【小川的場丘城】

 
築城年は定かではありません。
本多宗左右衛門、本多佐渡守正信の
居城であったとされています。
現在は本城公園及び住宅に変わり、
遺構はほぼほぼありません。

城跡は現在の本城公園の西辺りに
在ったとされています。
石川氏の小川志茂城とは矢を射って届く
距離とのことです。
小川的場丘城
安城市

本多正信生誕地のひとつでもあります。
なお、小川的場丘城は
現在の的場公園という説もあります。
的場公園のあたりの古い地名として
「本城西、西ノ城」であったとのことです。
そして小川的場丘城城は
元々は小川城(小川志茂城)の支城として
砦を築いたともされています。

【小川志茂城】

本城公園内にある東屋に由来があります。
文安3年(1446年)、
石川政康によって築かれたと云われています。
三河国石川氏は源義時を祖とし、
下野国小山氏を頼って
一時小山氏を称していましたが、
蓮如上人に随行して三河に住み、
石川に復姓して松平氏にしたがいました。
「愛知県中世城館跡調査報告」では
この本城公園辺りを小川的場城、
その東側に小川城(小川志茂城)が
あったと記しているとのことです。
ともに地籍図で方形単郭の館跡が
確認できるとのことです。
小川城(小川志茂城)・
由来 安城市

小川城(小川志茂城)は
現在の本城公園の東側一帯で、
本城公園には小川城に関する案内の石碑が
東屋の所に埋め込まれています。
石川氏3代(政康、康長、春重)
の館跡であったとの内容です。
石川数正生誕地の一つともいわれています。
蓮泉寺には小川城主(小川志茂城)であった
下野権守石川政康公の墓所があります。

【小川志茂城所在地】
〒444-1162 愛知県安城市小川町志茂331




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【二つの小川城】
小川志茂城が本城公園の
東側にあり、
小川的場丘城は本城公園の西側とのこと。
グーグルで検索すると
実際に公園の東側が
小川志茂城跡の住所地とでてきます。
「愛知県中世城館跡調査報告」では、
本城公園あたりが
小川的場丘城としているとのことですが、
その公園の東屋には小川城(小川志茂城)の説明。
「東屋」だけに???
混乱してしまいます。

・・・もしかしたら本田正信とその家は
石川氏の家来であった時期が
あったかもしれませんね。

【本城公園所在地】
〒444-1162 愛知県安城市小川町的場丘13
専用の駐車場はありません。
水洗トイレがあります。

【的場公園所在地】
〒444-1162 愛知県安城市小川町的場丘8
専用の駐車場はありません。
水洗トイレがあります。

石川数正~徳川家康の懐刀として西三河の家老になるも豊臣家に出奔、その真相は如何に?

本多正信~一度は袂を分かつも盟友として家康を支え、徳川政権樹立の陰の立役者とされています。

本證寺~三河一向一揆の拠点で城郭寺院(城郭伽藍)で国の史跡です。

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