史跡・城跡

旧滝沢本陣~国の重要文化財、会津藩主の休息所であり白虎隊の出陣の地でした。

旧滝沢本陣 会津若松



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【旧滝沢本陣】

旧滝沢本陣(きゅうたきざわほんじん)は、
福島県会津若松市にある会津藩の本陣跡です。
国の史跡に指定されています。
現存する建物のうち、主屋および座敷は、
旧滝沢本陣横山家住宅(主屋・座敷)として
国の重要文化財に指定、
敷地と建物は国の史跡に指定されています。

参勤交代や領内巡視などの際の殿様の休息所でした。
戊辰戦争の際に本営となり、
白虎隊もここで命をうけて
戸ノ口原戦場へと出陣していきました。
茅葺きの屋根におおわれた
書院づくりの建物は、
国の重要文化財に指定されています。
御入御門、御座の間、御次の間などが
当時の姿のまま残されており、
さらに歴代藩主の愛用した身回り品、
参勤交代の道具類、
古文書なども保管されています。

【位置関係】
滝沢本陣は、旧若松城下から
白河、江戸に至る旧白河街道沿いにあり、
滝沢峠の城下側の上り口にあります。
現存する建物は延宝6年((1678年)に建てられ、
その頃から、会津藩主が白河街道を通る際の
休息所として使用されていました。
その後、歴代会津藩主の参勤交代をはじめ、
領内巡視、藩祖保科正之をまつる
土津神社の参詣の際に休息所として利用されました。

【戊辰戦争】
戊辰戦争時には、藩主である
松平容保の出陣によって陣屋となり、
座敷には当時の戦闘による弾痕や刀傷などが
建物のあちらこちらにあり、
当時の戦いの痕跡をとどめています。  

【所在地】
〒965-0003 福島県会津若松市一箕町滝沢122

【電話番号】
0242-22-8525

【営業時間】
令和3年度は休業中です

【交通アクセス】
(車)
磐越自動車道「会津若松」ICから約30分程度。

※専用の駐車場はありません。

<市営駐車場>
飯盛山観光の時にどうぞ。
◆白虎隊十九士の墓
◆会津さざえ堂
◆戸ノ口堰洞穴
◆白虎隊自刃の地
など
会津若松 飯盛山観光 市営駐車場

(電車)
JR磐越西線「会津若松」駅から
まちなか周遊バスハイカラさん・あかべぇ 
「飯盛山」下徒歩約5分程度。

会津若松城(鶴ヶ城)~日本100名城、蘆名氏が築城、伊達・上杉・蒲生・加藤・保科・松平と続いた天下の名城。

阿弥陀寺御三階~かつては若松城(鶴ヶ城)本丸にあった殿様密談の場所。

会津武家屋敷~会津藩家老の西郷頼母邸・藩米精米所など、江戸期の会津の歴史が学べます。

白虎隊十九士の墓と自刃の地と戸ノ口堰洞穴~飯盛山にある白虎隊の足跡を訪ねました。

会津さざえ堂 (円通三匝堂)~不思議な二重構造のらせん階段(回廊)で国の重要文化財です。

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