【岩瀬山城】
岩瀬山城は二階堂行朝によって
築かれたと伝わる城です。
須賀川城に移るまでの
二階堂氏の本拠であり、
戦国時代には須賀川城の詰城として
使用された可能性もあります。
天正17年(1589年)に
伊達政宗が二階堂氏を滅亡させると、
翌年の「奥州仕置」によって
蒲生氏郷の所領となりました。
その後、上杉景勝が会津に入封すると
家臣の栗田刑部が
この地に館を築いています。
慶長6年(1601年)に
「関ケ原の戦い」で
東軍についた蒲生秀行が
60万石で入封した頃に
廃城になったと見られています。
現在城址は「翠ヶ丘公園」として
整備されており、本丸跡に
愛宕神社が祀られています。
またその周囲に土塁を
確認することができるとのことです。
【縄張形態】
平山城(丘城)
【標高(比高)】
278m( 30m)
【築城主】
二階堂行朝か
【築城年】
鎌倉時代後期か
【廃城年】
慶長6年(1601年)頃か
【主な城主】
須賀川二階堂氏、栗田刑部
【遺構】
曲輪、土塁、堀、虎口
車でそのまま駐車し愛宕山へ行けます。
愛宕山に1番近い駐車場は
前川駐車場です。
本丸土塁、虎口など遺構が確認できるそうです。
【翠ヶ丘公園所在地】
須賀川市愛宕山5
【交通アクセス】
(電車)
JR東北本線「須賀川」駅から徒歩約20分
(車)
東北自動車道「須賀川」ICから8分
【駐車場】
翠ヶ丘公園駐車場:8か所、
駐車可能台数約350台
公式サイトのマップです⇓⇓
保土原館跡(福島県須賀川市)、二階堂氏の平時の居館跡で現在は須賀川市立博物館です。
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