【保土原館跡】
ほどわらだてあと。
愛宕山城(岩瀬山城)の二階堂氏の
平時の居館の跡と云われている館跡です。
現在は須賀川市立博物館となっています。
その後、須賀川城が築城されると、
二階堂氏は須賀川城に移り、
保土原舘は防衛施設の一環として
家臣である保土原行藤が守ることになりました。
保土原氏は二階堂氏一門の筆頭であり
二階堂盛藤の次男である二階堂藤顕が
岩瀬郡保土原に配されたことから
「保土原」氏を名乗るようになったとのことです。
保土原行藤は、伊達政宗に内応し
天正17年(1589年)の
須賀川城攻めの先陣を務め、
二階堂家の没落の手助けをしたのでした。
【所在地】
(須賀川市立博物館)
〒962-0843 福島県須賀川市池上町6
【交通アクセス】
(須賀川市立博物館)
東北本線「須賀川駅」より2km
バスで10分程度。
東北自動車道「須賀川IC」より3km
岩瀬山城(愛宕山城)~鎌倉時代に築城され、須賀川城が移るまで二階堂氏の本拠地でした。
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