【宿毛城】
宿毛城(すくもじょう)は、
現在の高知県宿毛市にあった日本の城(平山城)です。
「松田城」とも称されます。
城跡は宿毛市指定史跡に指定されています。
【別名】
松田城
【形態】
平山城
【築城主】
松田兵庫
【築城年】
不明
【主な城主】
松田氏、依岡氏、長宗我部氏、野田氏、山内氏(伊賀氏)
【廃城年】
元和元年(1615年)
【遺構】
石垣、 土塁、曲輪、石碑
【指定文化財】
宿毛市指定史跡
【城の歴史】
築城時期は不明ですが
松田兵庫が居城としていたそうです。
宿毛の北東を流れる
松田川西岸の比高20m位の小山にあり、
現在は石鎚神社が鎮座しています。
山頂にある石鎚神社の境内が
本丸であったようです。
また北の端が高くなっており、
櫓台のようでもあります。
この本丸付近が石垣造りで
周囲に石垣が残っています。
特に北西隅が良好とのことです。
長宗我部氏が宿毛を勢力下におさめた時には
長宗我部右衛門大夫が入城して西の拠点としました。
関ヶ原合戦の後、山内氏が土佐にはいり、
山内可氏に宿毛があたえられると、
まず最初にこの宿毛城にはいりました。
けれどもその後、
幕府から一国一城令が出されたため、
それにしたがってとり壊されました。
【所在地】
〒788-0007 高知県宿毛市中央2丁目
【交通アクセス】
【鉄道】
土佐くろしお鉄道宿毛線東宿毛駅より北へ徒歩約15分
【駐車場】
道路を挟んだ向かい側に
1~2台分くらいの駐車スペース有り。
<場所>
青印は駐車スペース付近です。
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