城跡

武蔵・戸倉城~築城は小宮氏で後に八王子城の支城として大石定久の隠居地の一つと伝わります。

武蔵・戸倉城



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【武蔵・戸倉城】

 
戸倉城(とくらじょう)は、
武蔵国多摩郡西戸倉城山
(東京都あきる野市)
にあった日本の城です。
都指定史跡です。

【別名】
一宮城、大石定久隠居城

【城郭構造】
連郭式山城

【築城主】
小宮憲明

【築城年】
戦国時代

【主な城主】
小宮氏大石定久

【廃城年】
天正18年(1590年)

【遺構】
土塁、堀、井戸

【指定文化財】
東京都指定史跡

【お城について】
戸倉城は、小宮氏により築かれた山城です。
両上杉氏が没落すると
小田原北条氏の支配する
ところとなりましたが、
この際、北条氏に家督を譲った
大石定久が隠居の地として
戸倉城を選んだと伝わっています。

【歴史・沿革】
戦国時代、上杉氏の庶流で、
武州一揆の主要構成員であった
小宮氏により築城されたと伝わっています。
更に同じく南一揆衆であった宮本家には
古文書も残っているとのことです。
天文15年(1546年)、
小田原北条氏から
養子を迎え家督を譲った大石定久が、
戸倉城に移り隠居したと伝わります。
その後の戸倉城に関しては
明らかではないですが、
八王子城支城として
小田原征伐まで維持され、
同戦役後廃止されたものと
考えられています。
1993年、都史跡に指定されています。

【構造】
臼杵山から東に延びる
尾根先端の独立性の高い峰上に占地し、
秋川と盆堀川により
刻まれた深い谷が
三方を巡る天然の要害となっています。

山頂には東西二つのピークがあり、
それぞれに郭が設けられています。
東の郭郡の方がより大きな地積を持ち、
また、枡形を備えるなど
構えも厳重である事から、
こちらが主郭部として
用いられていたものと
考えられています。




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【遺構】
山上に郭、堀、及び土塁が良く残っています。
また、主郭部北方に井戸跡が残っています。
登山口から1時間程度で登って
降りられるとのことですが、
傾斜がそこそこ急で
一部足元の悪い道もあるので、
お子さん連れは危険で
オススメしないとのことです。
武蔵・戸倉城

中城は跡形もなく壊されていますが
石垣は残っており、
西の送電鉄塔側から登ると
山頂直下に見られるそうです。
登山道は急です。
山慣れていない方は
荷田子や西戸倉のバス停からの道が
おすすめとのこと。
東側の光厳寺からの道は
わかりやすいそうですが、
かなり急で落ち葉が多く滑ります。

【所在地】
〒190-0173 東京都あきる野市戸倉

【交通アクセス】
(電車)
JR五日市線「武蔵五日市」駅から
バスに乗り「戸倉」もしくは「西戸倉」バス停下車
JR五日市線「武蔵五日市」駅から徒歩約40分
※バス運行については最新の情報をご確認ください。

(車)
圏央道「あきる野」IC

【駐車場】
光厳寺近くに駐車スペースあり
<光厳寺・所在地>
〒190-0173 東京都あきる野市戸倉328

八王子城~日本100名城で日本遺産となった関東屈指の山城、城主は北条氏照でした。

北条氏照~北条氏政の同母弟、文武両道で外交手腕に長けており、兄を補佐し盛衰を共にしました。

滝山城~続日本100名城、国の史跡で中世城郭の最高傑作の一つであり遺構がよく残されています。

高月城~滝山三城の一つ、築城は武蔵国の守護代・大石顕重で後に大石氏は北条氏の家臣となります。

二宮城~木曽義仲の末裔である大石信重によって築城との記録あり、現在の二宮神社、武蔵守護代の大石氏とは?

武蔵・戸吹城(根小屋城)~滝山三城の一つで滝山城の支城群の一つ、崩落が進み関東一危険の城とも。

網代城~戸倉城と高月城を結ぶ 烽火台として築城された支城の可能性があります。

檜原城~鎌倉武士の花形の末裔で武蔵七党・西党の一族の平山氏が築城、豊臣方には徹底抗戦しました。

阿伎留野城~武州南一揆の三宮氏(三内氏)が築城との推定、南一揆の統率者は平山氏、小宮氏、梶原氏など。

浄福寺城~築城は大石氏で由井城の説あり、後に八王子城の出城として運命を共にしました。

由木城跡(柚木城跡)~大石氏館跡・大石定久公の像とお墓~永林寺にて

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