城跡

腰越城~上田直朝の重臣を務めた山田氏が城主、山城の特徴が凝縮された城跡とのこと。

腰越城(比企郡小川町腰越)



スポンサーリンク



【腰越城】

腰越城は武蔵松山城主であった
上田直朝の重臣、山田直定が
城主をつとめた城です。
代々、山田氏の居城でした。
戦闘の記録はありませんが、
天正18年(1590年)の
小田原征伐の際に武蔵松山城とともに落城、
あるいは放棄されて
そのまま廃城となったと見られています。
城址には堀切や虎口などの遺構が残っており、
本丸跡には石碑や案内板が
設置されているとのことです。

【登城口・駐車場】
登り口の木橋は
かなり朽ちてきているので、登城の際には
ご注意ください。
「総合福祉センターパトリアおがわ」の
の受付で声を掛けると
城趾の資料を頂けるとのことです。
駐車場出入口(車道から)に、
案内説明板があります。

腰越城 案内説明板

駐車場の奥側の出口方向に
登城口の表示があるそうです。
途中階段崩れのための
迂回コースあるそうです。
修理が済んだかは未確認です。

【遺構の状態】
横堀や囮小口などきれいに
整備されているとのことです。
堀切や竪堀、枡形虎口など
山城の特徴が狭い城域に
圧縮されているとのこと。
傾斜はきつい箇所があるが、
土の城を楽しめるとのことことです。

腰越城(比企郡小川町腰越)

【所要時間・装備】
登城口からの往復を含め、所要時間は
遺構をしっかり回ると2時間弱かかるとのこと。
足場の悪い箇所が数か所あるので
しっかりした靴とポールが必要です。




スポンサーリンク



【縄張形態】
山城

【標高(比高)】
116m(100m)

【築城主】
山田伊勢守清義

【築城年】
治承4年(1180年)頃

【廃城年】
天正18年(1590年)頃

【主な城主】
山田氏

【遺構】
土塁、堀切

【指定文化財】
県史跡

【交通アクセス】
(電車)
JR八高線「小川町」駅から
イーグルバス「白石車庫行き」に乗り
「木落し」バス停下車、登城口まで徒歩5~10分
※バス運行については現地にて最新情報をご確認下さい。
JR八高線「小川町」駅から徒歩90~100分

(車)
関越自動車道「嵐山小川」ICから20分程度。

【駐車場】
「総合福祉センターパトリアおがわ」
の駐車場を利用可能。
(車道を挟んで施設の向かい側)
日帰り入浴施設、屋内プール、食堂があります。

【交通アクセス】
(電車・バス)
「小川町」駅から
東秩父村行きバスに乗りおよそ6~10分。

【所在地】
〒355-0327 埼玉県比企郡小川町腰越618

【腰越城跡・所在地】
〒355-0327 埼玉県比企郡小川町腰越1038

大築城~上田朝直が慈光寺攻略の為に築城した埼玉県随一の山城で、街道監視のために再現された大木戸もあります。

扇谷上杉管領屋敷跡~扇谷上杉氏の遠祖は足利尊氏の叔父、鎌倉公方を補佐する関東管領家として鎌倉に居住しました。

北条氏康~小田原北条3代目~相模の獅子 ・関東八州にその名を轟かした猛将は戦国随一の民政家。

関連記事

  1. 興国寺城跡 興国寺城~国指定史跡~(伝)伊勢盛時の旗揚げの城であり今川・小田…
  2. 周布城(島根県) 周布城・鎌倉時代築城の古城~源平の争乱や南北朝、戦国時代を生きて…
  3. 安芸草津城 安芸草津城~古代から水運の重要拠点であり、児玉氏が城代となって毛…
  4. 浜田城址(伊勢国) 四日市市 浜田城(伊勢国)~田原忠秀が築城し四日市の地名も誕生、後に滝川一…
  5. 那須神田城 那須神田城~那須氏最初期の居城であり、那須与一宗隆の生誕の地とさ…
  6. 尾張・大草城(尾張国知多郡) 尾張・大草城(尾張国知多郡)~織田有楽斎(長益)が入城予定の幻の…
  7. 和田城址 石碑 和田城址~和田義盛の居城跡~三浦半島にある平城
  8. 西方城 西方城~宇都宮一族の西方氏~皆川氏との激戦が繰り広げられた城



スポンサーリンク




コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

おすすめ記事

  1. 尾張・大野城~築城は一色氏でその後は佐治氏が4代支配、お江(崇源院)が佐治一成に嫁いできた城です。 尾張・大野城(常滑市)

ピックアップ記事

  1. 稲毛神社 河崎氏館
  2. 長井道利
  3. 松坂城址(松阪城址)
  4. 宇都宮城址
  5. 長浜城 本丸跡
スポンサーリンク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
PAGE TOP