【田平子峠処刑場】
田平子峠は藤堂高虎らの
新領主に抵抗した旧来の
北山の国人士豪らが処刑された刑場の跡です。
天正十三年、豊臣秀長が大和、
紀伊及び和泉と伊賀の一部を領すると、
高虎は紀伊に入りますが、
北山入(北山郷攻略)にあたり、
北山の在地豪族らの討伐、
懐柔が行われました。
この時藤堂高虎の謀略によって、
北山の面々が赤木村境
の田平子峠にて
梟首されたという記録があります。
【所在地】
〒519-5404 三重県熊野市紀和町赤木
【駐車場】
刑場跡より少し道路で下った場所に
慰霊碑があり、そこに車が止められます。
その場所から、刑場跡は、
見えそうですが、木々があってよくは見えません。
藤堂高虎~渡り奉公人の代表格で主君とは対等に近し、築城三名人と称され藩政も長けていました。
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