史跡・城跡

西願寺 阿弥陀堂(千葉県)~金色に輝いていたことから光堂の別名を持つ重文のお堂です。

西願寺阿弥陀堂



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【西願寺阿弥陀堂】

西願寺阿弥陀堂(別名:光堂)は、
(さいがんじあみだどう)
承平年間(931年~937年)に
建立されたと伝えられていましたが、
昭和2年(1927年)の
解体修理の時に発見された
墨書銘により、明応4年(1495年)7月、
平蔵城主土橋平蔵が仏門に帰依し、
鎌倉の名人大工二郎三郎に
建立させたことが明らかとなりました。

西願寺阿弥陀堂 説明板

阿弥陀堂は、正面3間、側面3間で、
屋根は茅葺寄棟造です。
外部の軒回りは二重扇垂木で、
庇部分が深く反りの大きい軒をもち、
三手先出組とともに
その構成の美しさを示しています。
また、周囲には切目縁を廻らし、
桟唐戸、引き違い舞良戸をはめています。

内部は拭板敷きで天井は
方1間の鏡天井です。
内部の組物や架構は、
大虹梁の上に大瓶束をおき、
母屋と裳階をつなぐ海老紅梁を用い、
強い反りをもった尾垂木や
木鼻に渦巻きの装飾的彫刻を施しています。

堂には阿弥陀如来を安置し、
天井は総金箔を施して、
下は朱塗りとしたため、
金色に輝いたことから阿弥陀堂のことを
別名、光堂と呼ぶようになったとのことです。

西願寺阿弥陀堂 

これらの特徴は、西願寺阿弥陀堂が、
千葉県の禅宗様建築の中でも、
最も本格的な禅宗様式
そなえていることを示しているとのことです。
また、外観の整った美しさから
平蔵の光堂と呼ばれて
讃えられているとのことです。

国の重要文化財です。

【所在地】
〒290-0524 千葉県市原市平蔵1360

【駐車場】
参拝者用の駐車場があります。

平蔵城~築城は室町期に土橋氏による築城とのこと、のちに阿弥陀堂で有名な西願寺も建立しました。

大多喜城~築城は真里谷信清、徳川四天王の本多忠勝が城主となり今日の大多喜城となります。

万喜城~築城は上総土岐氏と伝えられており、本多忠勝が一時居城していました。

真里谷城~武田信長が築城し真里谷武田氏の本拠地となった城と云われています。

上総・笹子城~築城は室町時代に真里谷信興によって築かれ、真里谷武田氏の内紛に記されているとのことです。

大柳館~代々の上総氏居館との伝承あり、上総広常死去後は千葉氏が拝領しました。

富喜楽城~前方後円墳を取り込んだお城、すぐ近くには大柳館があり、古墳時代から人々の営みがありました。

成東城~築城は応永年間で千葉氏家臣の印東氏、比較的遺構が残っているとのことです。

坂田城~千葉氏によって築城され、周辺には支城が複数あり当時は要害の地でした。

桜井城~千葉常胤の六男・東胤頼の最初の居城と伝わる城跡で廃城は江戸時代初期でした。

大友城~千葉氏の祖である平良文の居城と伝わり、平常持、常将、常長、常兼が居城したとのことです。

森山城~鎌倉時代初期に千葉常胤の子である東胤頼が築城し東氏が居城、常陸国との水運の要地でした。

小見川城~千葉氏の一族である粟飯原氏の居城、現在は小見川城山公園となっています。

勝見城~上総広常の弟の金田頼次が築城と伝えられており、戦国期は庁南武田氏の所領となりました。

一宮城(上総国)~築城は南北朝との伝承で戦国期には正木氏の支配下でした。

本納城~里見氏の支城から士気酒井氏が統治した中世山城の遺構が多くある貴重な城址。

大椎城~築城主と築城時期は二通りあり、平安中期の千葉氏と室町期の士気酒井氏となります。

東金城~上総酒井氏の祖とされる酒井定隆が築城し三男の酒井隆敏が継ぎました。

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