城跡

安芸草津城~古代から水運の重要拠点であり、児玉氏が城代となって毛利水軍の基地となった城です。

安芸草津城



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安芸・草津城

草津城(くさつじょう)とは
広島市西区草津地区にあった
日本の城(山城)で、
創建時ははっきりとはしていません。
戦国時代、安芸武田氏、大内氏、
厳島神社神主家(佐伯氏⇒藤原氏)、
陶氏、毛利氏が競って奪い合った城です。
神武天皇期、草津の港を戦津(いくさつ)と呼んで、
古代から水軍、水運などの重要拠点としたため、
戦国時代になってさらに重要性が増したのでした。

【別名】
安芸草津城、田方城

【天守構造】
なし
【築城主】
不明

【築城年】
不明

【主な城主】
児玉氏

【廃城年】
慶長5年(1600年)以降

【支配の移り変わり】
戦国時代には、当初、
厳島神社神主家(藤原氏)配下の
神領衆・羽仁氏が居城していました。
その後は安芸守護家たる武田氏、
ついで大内氏・陶氏の勢力圏に入りました。

【防芸引分】
天文23年(1554年)、
毛利氏は無血で城番の羽仁有繁を追い落とし、
この城を支配下に収めました。

【毛利水軍の基地】
毛利氏は水軍の将である
重臣である児玉氏を草津城代に配置し、
児玉就方児玉就英と続きました。
児玉氏支配下で城の南に位置する草津湊は
広島湾を警護する
毛利水軍の基地となり、
草津の町も大いに繁栄したということです。

【児玉氏の先祖は武蔵七党の児玉党の児玉氏】
なお児玉氏は安芸児玉氏であり、
武蔵七党での有力な一族である
児玉氏を先祖とします。
承久3年(1221年)の承久の乱で
戦功を挙げ、安芸国豊田郡竹仁村の
地頭職を与えられました。
その後文永・弘安の役において、
武蔵国より一族が下向して、
在地領主となったのでした。
幕末期の末裔である児玉源太郎は、
日露戦争において
満州軍総参謀長で勝利に貢献し、
華族の伯爵爵位を与えられた児玉家です。

福島正則の時代へ】
けれどもしかし関ヶ原の戦いによる
毛利氏の防長移封後、
福島正則が広島城主となると、
福島正則は草津城下の山陽道に大門をつくり、
広島の西の関所とし、
草津城を壊したとされています。

【宮本氏が拝領】
その後、宮本氏が拝領し、
第二次世界大戦終結後まで
宮本氏の屋敷が置かれました。
けれどもその過程で山陽本線や
宮島線の開通にともない
城址は用地買収されました。

【現在の安芸草津城】
現在はJR山陽本線と広島電鉄宮島線で
三分割されています。
そのうち宮島線から国道2号線までの
山裾先端を、今でも城山と呼んでいますが、
現在は宮本氏から手が離れ、
丘の上の住宅街と化しています。
なお「草津城址」の石碑が
三分割されたいちばん山側の
山頂付近に建立されているとのことです。

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